平成4年度から学校での視力検査が「3.7.0方式」の方法に変わりました。これは、0.3、0.7、1.0の視標で視力を測り、分類するものです。
A:1.0以上 B:0.7以上 1.0以下 C:0.3以上 0.7以下 D:0.3未満
この視力検査の方法に変わったのは、学校での視力検査の目的は黒板の文字が見えているか、学業に差し支えないかを判断するためです。また0.3、0.7、1.0の三つの視標のみで視力検査を行うことになった理由は、視力検査を効率よくできることや、体調等で日々検査結果が微妙に変わることに、子供達が こだわりをなくす効果もあります。おなじみの自動車の普通免許の必要視力も、片目0.3以上、両目で0.7以上となっているように、社会生活でも0.3と0.7が基準とされています。
学校生活での実際
1.0 健常視力であり問題ない
0.7 教室のどこからでも黒板の字が一応見える最低限の視力
0.3 教室の最前列でもこれ以下の視力では字が見えにくい。スポーツ(特に球等)に支障がある。
黒板の文字を見たり、スポーツや日常生活に支障があり、受診を要するのは0.3未満(D判定)のお子さんです。この視力であれば、本人が見えるといっても一度は必ず検査をしておくべきで、近視の進行を調べておく必要があります。また、視力不良の原因は近視に限りません。近視や遠視、またその他の原因で視力のでにくい場合もあります。
治療
視力は体調によっても変化しますが、1〜3ヶ月程度経過しても視力に改善が見られない場合は、必要に応じて眼鏡をおすすめし、ご相談します。眼鏡や、コンタクトレンズについてのご質問は必要に応じてご遠慮なくおたずね下さい。