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米倉眼科だよりVol.15
学校検診について
学校健診って?

新しい学年になり、身体測定はもちろん内科や耳鼻科、歯科などのお医者さんが学校にきて検査や診察をしてくれますね。このような専門の先生が学校に来て検査や診察をすることを学校検診といいます。これらの検診で詳しい検査や診察が必要と判断された場合、学校で書類をもらい、もう一度各医療機関で詳しくみてもらうことになります。
眼科検診もその一つです。
眼科検診では目に病気がないか、また視力検査を行って見え方に異常がないかをみます。
学校での視力検査では、0.3、0.7、1.0の視標で視力を測り、分類する「3.7.0方式」が用いられています。

A:1.0以上0.7以下 B:0.7以上1.0以下
C:0.3以上0.7以下 D:0.3未満1.0以下

黒板の文字を見たり、スポーツや日常生活に支障があり、特に受診を要するのは0.3未満のお子さんです。この視力であれば、本人が見えるといっても一度は検査をして、近視の進行を調べておく必要があります。今の時期になると眼科を受診される患者さんの中で特に多いのが、視力の低下を指摘されて来院される方です。

 

まず初めに屈折検査といってオートレフ
ケラトメーターと呼ばれる自動測定器で
角膜(黒目)の形状、近視や遠視、乱視
の度数を測定します。この検査で得たデ
ータをもとに視力表と矯正用のレンズを使って
行う視力検 査(検査のまめ知識参照)で見え方を調べます。
屈折検査と視力検査を行った後、診察室で医師の診察を受
けていただきます。
診察室では、視力検査の結果をもとに、細隙燈顕微鏡(さいげきとうけんびきょう)という機械を使って眼に光を当て、眼の表面や内部に病気がないかを詳しく調べます。


細隙燈顕微鏡による診察

10月10日「目の愛護デー」に視力チェックハガキをお送りしています。

成長期のお子様はすぐに視力がすすんでしまう場合があり
ます。また、お忙しい皆様方がお家で視力をチェックした
いとのご要望がおおくあります。そこで当院ではご希望の
皆様に視力チェックハガキを目の愛護デーにお送りして
ています。ご希望の方は受付に、
お気軽にお申し付けください。
※このハガキは簡易な視力チェックを
 目的としています。異常があれば
 眼科での受診をお受けください。

検査のまめ知識〜眼科でおなじみの検査から特殊な検査まで紹介

今回は矯正視力検査

どんな検査?

視力表と矯正用のレンズを使って行う、眼科において一番見慣れた検査です。
しかしその内容は近視・遠視・各種乱視の検査や、手元の見え方の検査など多岐にわたり、雲霧法(うんむほう=ぼかすことで正確な検査をする方法)、クロスシリンダー法(乱視の検査方法)などの技術をつかって正確な検査を行います。
また、この検査は自覚的屈折検査法とよび、患者さんの自覚的な見え方を基本とします。


乱視の検査

 

検査の時はどうすればいいの?

検査をお受けになる患者さんには、まずイスに座って検査用のメガネをかけてもらいます。次に目の前にある視力表の大きい視標から順番に小さい視標へ※ランドルト環の切れ目の方向を答えていただきます。


視力検査

※ランドルト
世界共通の視力検査用の記号です。フランスの眼科医ランドルトさんが考え出したことからこの名前が付けられました。

白内障について〜白内障のワンポイントアドバイス

白内障ってどんな病気?

白内障とは、水晶体と呼ばれる部分の混濁をいい、瞳孔が白くなってくるので俗に「しろそこひ」といわれています。
細胞が生きていれば、当然死んだ細胞や栄養分の残りカスができます。眼以外の組織では静脈によってこれらを送り出していますが、水晶体には血管がないので老廃物があまり出ていかずたまりがちになります。こうなると、透明だった水晶体が濁ってしまいます。これが白内障です。
白内障にかかる割合は、60代から多くなりはじめます。
長く生活していればいずれはかかる病気と考えていいでしょう。

 
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